今だけの横見隼人B。
爽やかな夏の、東京。
暑い暑いと言っているうちに。
夏は過ぎ去る準備を始めたのか。
さて、換水1本。
さて、今だけのこれ、横見。
来週には導入準備で水槽の水も回すから今だけ。
今だけ、ホントにもう終い、もう限界!
の、閉店商法的記録。
隼人Bどもの横見。
掬えば大暴れで活きがいい。
横見。
戦後の混乱期に乗じて一代で財を成したちょび髭オヤジと、サードアイ持つマダム。
婚姻の事実は不明。今でいう事実婚なのか、周囲は知らない。
いつもちょび髭オヤジが前を歩き、三歩下がってマダムが付いて行く。
浅草の洋食屋。
ビフテキを品無くがっつく成り上がりオヤジ。
それを黙って見つめるマダム。
一代で築いた財と、筋肉で盛り上がる肩が自慢のちょび髭。
自宅ではいつも葉巻を咥え、白いランニングシャツ姿。
そしてその盛り上がった肩をマダムに見せつけるステテコオヤジ。
しかし、その筋肉の盛り上がりこそ成り上がりの証。
影では人一倍、いや二倍も三倍も四倍も働いて来た。
マダムに対し、その時の苦労話しは一切しない。成功を謳歌する姿しか見せないオヤジ。
一方、マダムは血管が透ける程の白く美しい肌を持つ。
周囲は、それを武器にしてオヤジの財を仕留めたとやっかむが、それをマダムは微笑で返す。
彼女の暮らしは実に質素。
宝飾品には興味は無いし、高級な食事も欲さない。
いつもオヤジの隣に寄り添い、もう一つの目を使いオヤジの成功に力を貸す。
それだけで満足なのだ。
なんつって。
実際の性格は真逆。
ちょび髭がビビりで、白肌が威風堂々。
現在13㎝、倍とはいわないが、大きく育て上げたいやつら。
続きは、また追々。
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