隼人、受け入れ準備完了。
台風接近により
1日受け入れを順延した隼人チーム。
その受け入れ準備完了。
今朝の作業は2つ。
台風から避難させていた和唐内'Sを元の舟に戻す作業を終わらせるが、まずひとつ。
2つ目。
散々やつらにうんこ撒き散らされた120舟を換水。
さらに120㍑満水に。
そして仕上げ。
土のう袋の素材をシートにしたもの。
通気性通水性あり。
経年劣化するとプラ繊維が切れ出し撒き散らされるのでワンシーズン使用に限る。
今回はこれに使用。
隼人チームBが暮らすことになる120㍑舟に暗幕。
導入時に赤飛ばした苦い経験に対する今回のアプローチ。
(現在は、これよりワントーン濃い朱に。)
色々と考え、丸太り個体と塩水浴との相性。
そして輸送時のパッキングから急に明るいベランダに晒したショック。
ここ潰してみる。これは自分なりのアプローチ、お勧めするわけじゃない。
まず塩水浴は直ぐにはせず、飼育水トリートメント。
舟が新品、水も和唐内が2日入ったけど健康体で換水済み。
あと現在の季節と水温変動の最低値が高いこと。
そしてこの先ひと月は、導入個体のみの飼い込みで舟が足る。
つーことで、状態見て大丈夫そうなら直ぐに塩落とさない。
できればそのまま真水で養生させる。
次に暗幕。
任侠映画で娑婆に出た瞬間眩しそうにする、あのお決まりのシーン。
あれは演出として金魚輸送の場合、そらそうだろうと。
12時間以上暗闇、その状態でドナドナ揺られてくる訳で。
来た!と、慌てて開封、いきなり明るいベランダの光がやつらの目に刺さる。
眩しいぜ。
しっかし娑婆に出ての一服は効くなぁ。で、今夜は?
ヘイ兄貴、ちゃんと準備してありますぜ、まずは腹満たして貰ってさ。
んなことぁない。
金魚、眩しくってストレス。なにせまぶた無いもの魚。
昔、金魚野郎が今以上にいけ好かない金魚チャラ男だった時代。
金魚仲間だった地金飼い爺様のセリフ。
「連れて帰ったら、暗幕巻いたらんかいなボケカスゥ!そらハゲるわいや!」
(訳:導入の時は暗幕で覆って暗くして1,2日養生してあげて下さいね。色飛んじゃうから。)
このセリフ思い出した。
もちろん彼が言ったことが正解かはわからんけども、
導入魚をまず落ち着かせるという意味では正解。
まぁ、大方の金魚は輸送くらいで色が飛んだまま戻らないなんてことはない。
しばらくはそうでも、舟で泳がせたら戻ることがほとんど。
そもそもそんなナーバスなら金魚市場もお店も回りゃしない。
いちいち暗幕で養生してなんてどこもしてないだろうし。
だから自分的に毒にならなきゃやっておこうの精神。
店から上げてそのまま連れ帰るのなら不要だけれど、輸送だけにもひとつ手を掛けておく。
正直ここまで過保護にするのもスタイルじゃないけど、飛ばしたばかりだしね。
やらずに後悔するより、やって後悔の方が経験になる。
水合わせ容器も暗くしとく。
OK、全部やった。
隼人、受け入れ準備完了。
続きは、また追々。
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