ベランダ金魚野郎。の、記録

都内のとあるベランダで金魚飼い。

導入魚:墨と銀鱗に魅せられた養魚場産。

 

記事タイトルは「魅せられた」と表現した。

が、当の金魚師はインスタでこう表現。

「墨と銀鱗にとりつかれた養魚場」と。

 

 

とりつかれたゆえの。

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この梱包。

さすがです。

 

墨と銀鱗にとりつかれた。

その言葉に偽りなしの梱包が、さすが。

 

 

同時に野郎も導入までの日々。

あの墨と銀鱗のすんごいやつら。

どう受け入れ、どう育成するのか、

それをいろいろと考えて来た。

 

それにはまず何より導入だよと。

あの墨飛ばしたら洒落にならんぞと。

 

 

結果。

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導入はこうした。

 

 

こうした結果。

打ち合わせ無しで、このリレーション完成。

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黒から黒へと移動させての導入。

こうしないと飛んじゃう訳じゃない。

白容器で散々写真撮影したけど、

それであの墨、ビクともしなかった。

 

それでも互いに念には念を。

質を落としてしまうようなリスク。

それは例え小さくとも避ける。

 

そのリレーションが完璧に出来て満足。

 

 

インスタでその姿を見た時。

すぐにこれとリンクした野郎。

中山道広重美術館 :: 歌川広重 「名所江戸百景 水道橋駿河台」

 

浮世絵みたいに幾重にも刷り込まれたような体色。

それにまず衝撃、そしてギラっと光る銀鱗に悶絶。

 

欲しいぞと。

直接アプローチ開始。

 

”とりつかれている”と自認する御方だけに。

「納得できる質で出せる魚の予約であれば。」

 

 

と、購入希望に対するご返答。

 

 

それでもと当時採れたて?

の、当歳魚を予約。

 

その後の質に納得いかなければ今年の送りは無し。

その条件でも良いからとしつこくお願い。

 

奪い取る勢いで野郎、押しに押して大変ご迷惑かけた。

 

 

あれから待つこと約半年。

 

それはまるで。

オーダー受けてから、一品一品全て手仕事で作り上げる。

そんな靴職人の作る革靴が届くのを待つ日々のようだった。

 

朝までは、新車の納車に例えていたけれど。

対面してみてそんなもんじゃないと表現を変える。

これは工場生産品ではない。

 

これは頑固な職人の手仕事が作り出した一品。

 

 

それが今日、ようやく導入の運び。

午後一杯使い、じっくりと水合わせ。

 

 

完了。

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年内導入が決まった当初のプランは、室内水槽への合流。

しかし色々考えた挙句、こういう飼育環境にした。

その室内プラ舟60へと、さっそく導入。

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墨に黒舟。

これで春まで室内飼いで行く予定。

 

 

 

ではこの金魚、いったい何者か。

それは「墨と銀鱗にとりつかれた養魚場」産。

 

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井ノ口養魚場産・ 井ノ口銀鱗和錦。

 

正式名称が、井ノ口銀鱗和錦。

井ノ口養魚場さん独自で創り出した金魚。

墨黒和金・朱文系とか、黒い銀鱗系とは種が違います。

 

 

詳細は、井ノ口さんのインスタで知って頂ければ。

www.instagram.com

 

野郎にはまだ、すんごいとしか表現できない。

井ノ口さんや、そのお仲間さんが日々熱く創作続けている。

その前にしゃしゃり出て、知ったようなことは書けない。

 

まずは今日からしっかり生かすこと。

次にしっかりとその素質引き出すために奮闘する事。

それで来年の秋あたりにどれだけそれが出来たか。

 

それ出来て初めてこういう金魚です。

って、書ける気がする。

 

 

ふー、ようやく我が家で泳ぐ日が来た。

現在、野郎の姿にビビッてゴン!つって、

壁面にぶつかる。

 

なので遠くからこっそり眺めている。

 

その泳ぎの強さ。

水槽に混ぜず同種2匹飼いで正解。

来春以降、ベランダで専用舟作れるように。

まずはこの2匹、しっかりと冬を越させる。

 

 

今日は最良の日だ。

もちろん井ノ口銀鱗和錦とのご対面が大きい。

と、同時に水合わせに付き添った午後は快晴。

久しぶりに受ける背中が熱いと感じた陽射し。

 

そんな陽気の中、

冬越しに向かうベランダの舟とタライすべて、

底さらいきっちりやっての換水も出来た。

 

まだ糞がよく出るくらいの食い気ゆえ、

餌切のタイミングが非常に難しいけれど、

これで明日急な寒波が来たとして、

急な冬眠の入りになったとしても大丈夫。

 

そんな状態にひとまず持って行けた。

また明日以降の陽気と食い気でメンテ継続か、

このまま冬眠に持って行くかは判断する。

 

まだ暖かい日が続きそうだけどね。

 

ベランダ組もしっかりと管理して、来春に繋げる。

その作業も完璧にできたことで、今日は最良の日。

明日からオンタイムも追い上げて最良の2018年にする。

 

 

あかん、興奮して記事が長い。

 

さて。

各個体の詳細は、また追々。

 

 

以上。

 

 

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